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日本刀の装い 豊かなる刀装・刀装具と名刀展

日本刀の装い 豊かなる刀装・刀装具と名刀展

 日本美術刀剣保存協会創立75周年および刀剣博物館開館55周年、日刀保たたら操業45周年を記念し、企画展示「日本刀の装い 豊かなる刀装・刀装具と名刀」展を開催いたします。
 古来より刀剣類には、その目的に応じて様々な刀装・刀装具が製作されてきました。平安時代には律令制度の整備に伴い身分によって使用できる拵の様式が定められ、高位の公家は華麗な装飾が施された太刀拵を佩用し、近世以降でも太刀拵は贈答や献上などを目的に製作されました。室町時代以後に広がった打刀は、江戸時代になると登城の際に脇指と組み合わせて黒蠟色鞘の大小として指すように定められ、また、江戸時代中期以降には町衆文化の影響もあり、螺細や色彩豊かな漆に加えて色金(合金類)が施された刀装が作られました。
 本展では各時代の刀剣を彩った多様な形式の刀装・刀装具類と共に、それらを製作する工程や道具、技術などについても紹介いたします。また、刀剣類は当館の所蔵品・寄託品の国指定文化財を中心に名品を展示いたしました、洗練された作品の数々をどうぞ心ゆくまでご高覧ください。
 最後になりましたが、本展を開催するにあたり、貴重な作品をご出品いただきましたご所蔵者の方々、ならびにご協力を賜りました関係各位の深甚の御礼を申し上げます。

会期 2023年10月28日(土)~12月24日(日)
開館時間 9:30 ~ 17:00 (入館は16:30まで)
休館日 毎週月曜日(祝日の場合開館、翌日休館)
入館料 大人 1,000円 
会員・団体 700円 
高校・大学・専門学校 500円 
中学生以下 無料
※大人20名以上の団体は会員価格
主催 公益財団法人日本美術刀剣保存協会
展示作品リスト 目録