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日本刀 記録の系譜―記録の歴史と記録されたモノたち―

日本刀 記録の系譜―記録の歴史と記録されたモノたち―

 日本刀類は美術工芸における一分野として、いまでは多くの方々に鑑賞される対象となり親しまれています。その一方で、長い歴史の間では実用的な武器として消耗し、あるいは罹災によって消失するなど、現在残っている以上に失われたモノが多くありました。
 それら失われたモノの実見は叶いませんが、唯一”記録”された媒体から、そのモノが歴史上に存在した証を認識することができます。いまでは文化財保存の観点から記録が行われておりますが、歴史的に振り返ってみても各時代の目的によってモノの記録が行われてきました。その記録は、ある時点におけるモノの情報を留め、”モノが失われたとき”には貴重な資料として価値を高めていくことになります。
 本展覧会では、日本刀の記録手法について伝統的な押形から近代化に伴う写真技術の導入までの歴史を辿ります。また記録されたモノや故実家たちが集積した記録、そして押形技術者の系譜を追いながら、記録の意義を考えようとするものです。
                                 令和5年6月吉日 刀剣博物館

会期 2023年6月3日(土)~7月30日(日)
開館時間 9:30 ~ 17:00 (入館は16:30まで)
休館日 毎週月曜日(祝日の場合開館、翌火曜日休館)
入館料 大人 1,000円
会員 700円 
高校・大学・専門学校生 500円 
中学生以下 無料
※大人20名以上の団体は会員価格
展示作品リスト 目録
 写真撮影 原則可(一部不可)