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平成24年4月1日より、協会は公益財団法人として活動することになりました。平成20年12月、民による公益の増進を目指した新しい公益法人制度が施行され、協会は公益財団法人に向けて財務及び事業の管理体制の改善、改革を進め、諸規程を整備し、それを遵守して役職員一同心をひとつにして取り組んできたところであります。
日本刀は古来より伝統技術をもって制作された我が国独自の文化財であります。また日本刀の研磨、刀装の制作等は刀職者の手による伝統的な技術であり、消滅しかねないこれらの伝統技術を保存し、公開し、さらに向上させなくてはなりません。そして刀剣制作に必要な材料である玉鋼の確保のため、古来の製鉄技術である「たたら吹き」の保存、向上を図り、我が国の文化財保護と文化の伝承、普及振興に寄与することが当協会の目的とするところであります。
当協会は財団法人として第二次世界大戦後危うく壊滅しようとしていた日本刀を混乱から救い、これらを後世に伝えるために、昭和23年(1948)2月24日に文部大臣の認可によって設立されました。また会員の皆様の協力により昭和43年(1968)5月25日に刀剣博物館を設置しました。そして作刀材料確保のため昭和51年(1976)6月24日日刀保たたらを開設し、その技術である「たたら吹き」は昭和52年(1977)5月11日に文化財保護法の選定保存技術に認定され、文部大臣から保存団体に指定されました。
当協会は公益財団法人として設立の趣旨を達成するため、博物館における展示活動、本部・支部(協力団体)等における鑑賞会、刀職者のための技術講習会または研修会、その成果の発表会としての新作名刀展、刀剣研磨・外装技術発表会等の実施、所蔵する古伝書等の公開、また刀剣の真贋及び美術工芸品としての格付審査の実施、刀剣相談、広報誌『刀剣美術』の刊行、ホームページの情報公開に努めて参ります。
皆様方のご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。